
施工例
とある夕暮れ時の木のキッチン。(長野県・東御市)

とある日の夕暮れ時にお訪ねした木のキッチン。
長野県東御市、標高1100m超の高原にあるお家にキッチンをお届けしました。
多くの仕事がリモートでこなせることになったのを機に、神奈川県から移住されてきたご夫婦。
山々を下に見晴らす丘に建つお家で、畑で野菜を作ったり、ニワトリを飼ったりと、これまでの都会暮らしでは経験できないような、自然と隣り合わせの心地よい毎日を送っていらっしゃるようです。今では週に一度、新幹線で東京へ通うだけとか。

お伺いしたのは日も暮れ始めた黄昏時。窓の外の山々は“正しく”闇に溶けゆき…。
そんな中、お家の中では温かい木のキッチンが、なんとも居心地の良い空間を作ってくれていました。

お二人ともキッチンに立つことが多いので、お互いが動きやすいアイランドを中心にした2列型のキッチンに。シンプルですが、定番の使いやすさ、居心地の良さです。
アイランドの作業スペースも広々として、調理や盛り付けもスムーズです。

今はキッチンとリビングをお部屋で分けることはほとんどなくなってきました。
むしろ、お家の中心はキッチンと考え、そこができるだけ居心地が良い場所になるようにと住まいづくりをされる方が増えてきたように感じます。
キッチンはもうお料理や家事をするだけの場所ではなくて、リビング以上に家族が一緒に時間を過ごす場所になってきたからではないでしょうか。

ランプに照らし出されたヤマザクラのあたたかい色味に、職人さん手作りの無骨なアイアンのハンドルが渋くキマっています♪
今晩もこのキッチンによい匂いと湯気が上がり、美味しい食卓と会話が弾みますね。


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