施工例

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ちょっとの工夫で作業スペース倍増 〜東京・大泉の対面キッチン

 

東京・大泉学園のご実家をタウンハウスに建て替えられたSさん。

キッチンのご相談に来られた時にお持ちだった元々のプランは対面キッチンで背面が天井いっぱいの壁面収納棚という既製のキッチンによくあるレイアウトでした。


でも、これって背面側がすべて収納になってしまうので、作業スペースが狭くなりがち。実際にお料理の作業に使えるのは対面キッチンのシンクとコンロの間のスペースだけになってしまいます。

これだと、お料理が出来上がった時に盛り付けするスペースがないよー!なんてことになりがちですよね。


また、2人以上でキッチンに立つ時にも、みんなが対面キッチン側に並んで立つようになるので、お互いの動きが重なってしまって、いちいち、「ちょっとどいて!」という風になってしまいます。


でも、これってちょっとしたキッチン作りの工夫で快適にできるんです。

 

それにはまず、床から天井まであった背面側の収納を上下に分けるようにします。

そして、下のキャビネットは奥行きを大きく、キッチンのワークトップと同じ高さにしましょう。


上の吊り戸棚は逆に奥行きをあえて小さく、また高さを目の高さまで下げてとりつけます。

↑これ重要です!


そうすると、壁面収納がII列型のキッチンに変身!大きな作業スペースが生まれますよね。これで調理中の盛り付けも余裕になりますし、何より2人以上で楽しく一緒に立てるキッチンに生まれ変わるんです♪

 

Sさんのお家の場合は、下のキャビネットの奥行を50センチに。

もともと45センチの奥行だった壁面収納棚からたった5センチしか大きくなっていないのに、突然対面キッチン側の3倍以上の作業スペースができました。

 

もちろんここにはオーブンレンジなどの家電なども置かれるのですが、それでも余裕の広さ。しかも吊り戸棚が目の高さにあるので、出来上がったお料理を、さ〜てどのお皿に盛ろうかな、なんて食器を見渡すのにも最適です。


吊り戸棚は奥行きが浅いので、手前と奥ができにくく、食器をしまいすぎないのもポイントです。そのおかげで下のワークトップも広々と見渡すことができるんです。

もちろん、炊飯器やベーカリーなどの家電類をキャビネットの中に収められるよう、スライド棚板も2段とりつけました。

 

対面キッチンは幅が2440とコンパクトだったので、ここでもできるだけ作業スペースを広く取るために、シンクとコンロをお互いできるだけ両脇に寄せました。


シンクの脇には通常水切りかごを置くスペースが必要で、そのためにまた作業スペースが狭くなってしまうことがよくあります。

ママルのオリジナルシンクは幅を自由にオーダーできるだけでなく、水切りかごをシンク内に置けるようにしています。なので、シンクはワークトップの一番端。水切りかごを外せばいつもより広くシンクを使うこともできるんです。


ちなみに、シンク下の大きな引き出しにはダストボックスが収まっています。通路にあとからゴミ箱を置いてしまったら、居心地のいいキッチンが残念ですからね…。

 

リビングに面したキッチンということで、対面キッチンの背面には大きな引き戸の収納を作りました。

ドアや床の雰囲気ともマッチしていて、リビングの居心地の良さを邪魔しませんね。

キッチンが気持ちよくリビングの風景にとけ込んでいます。

 

施工地 東京都練馬区
素材・仕上げ

国産ヤマザクラ材、ステンレスワークトップ(対面キッチン側のみ)

エゴマ油、蜜ロウ仕上げ

サイズ

対面側:W2440 x D1030 x H850/1000

壁面側:W2550 x D500 x H850

 

 

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