2025年6月23日
キッチンTIP 読みもの
【キッチンお届け日記8】自然素材にこだわった、温泉の街のキッチン(大分県別府市)
別府の港を遠くに臨む、高台のお家。
ここは大分県別府市。
ママルでお届けしたキッチンでは最も遠方のお家です。
大阪の工房からトラックごとフェリーに載せてお届けしました。
キッチンはシンプルな2列型。
キッチンの通路を進むとパントリー、洗面台とつながり、そしてその奥にはなんと、温泉♨️が❗️
さすが湯の街、別府ですね❣️
街中はもちろん、住宅街の至る路地からも湯気がたちのぼり、なんとも言えぬ風情があります。
ご家族は、できるだけ住まいの環境から化学物質を減らしたい、とママルの木のキッチンを選んでくださいました。
天板やキャビネットは全て日本の山で育ったヤマザクラの無垢材。
(テーブルとベンチは大分の津江杉だそうです)
引き出しの内部に至るまで、合板類は一切用いていないのは、使われる接着剤の量をできる限り抑えるため。
ウレタン等の塗料ではなく、エゴマ油と蜜蝋で仕上げるのは、日々使いながら経年で美しく味わい深く育っていく、木の良さを存分に味わっていただきたいから。
そして、多少のキズやあとがついたとしても見苦しくならず、自分で簡単にお手当ができるから。
そんな風におおらかな気持ちで、気楽に日々付き合っていけるのが、無垢の木の愛すべきところかなぁと思っています。
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