昨年旅先でお世話になった因島の友人から無農薬のハッサクがたくさん届きました。皮を捨てるのがもったいないなぁということで、オランジェットならぬ、”ハッサケット”を作ってみました。
レシピはこちら、はりりのさんの作り方を何となく参考に…(^^)
中身を食べ終わった後のハッサクの皮。これがあの優雅なお菓子になるとは、よくぞここまで再利用にこだわった先人がいたものです。
無農薬なので安心ですが、苦味を抜くということで3回茹でこぼしました。
続いて、見てはならない量のお砂糖でコトコト煮ます。家いっぱいに漂ういい香り!これは美味しくなりそう、と期待が膨らみます(*^^*)
少しでもよいお砂糖を、とてんさい糖を使ったら、すっかり茶色くなってしまいました。煮ていくと、やはりハッサクとオレンジは香りがちょっと違います。
ので、仕上げにコアントロー(オレンジの果皮をつけた洋酒)をまぶしてみたら、あらら〜、いい香り!洋菓子屋さんのホンモノのオランジェットっぽいぞ〜!これは絶対に美味しくなりそう!と2度目の期待。
一本一本並べて乾かします。たった5.6個のハッサクの皮で、こんなにたくさん!根気がいりますが、おいしいハッサケットを想像して淡々と頑張ります。
正直、何だか芋けんぴにしか見えないです…。グラニュー糖でやったらきっときれいな色になったんでしょう。仕事の合間にちょこちょこやっていたので、ここまで1日かかっちゃいました…。
ここまでで若干息切れ気味だったので、最後のチョコがけは家族に選手交代!チョコレートは個人的に最も好きな、カカオ75%程度のものにしました。
チョコがけの作業は子どもが喜ぶので、まかせっきりで楽です(^^)
そしてついに、じゃーん!
大量にできました!
ひと冬越せるだけの薪並みです…(o^^o)
味もハッサクの皮の苦味とコアントローの香りがマッチして、とっても美味しい!
買うと高いのもうなづける手間ひまだったけれど、初めてにしては上出来かもです。友人たちへの手土産がたくさんできました!
決して難しいことはひとつもないので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね〜♪