カエデの木のキッチンを諏訪市のお客さまにお届けしてきました♪
カエデは透き通るような白さと、フワフワと雲のように繊細な木目がとっても美しい木。
それでいて、実はとても堅くてキズや汚れにも強く、キッチンにはとても最適な木なんです。
木独特の香りも少ないので、欧米ではチーズやパンなどをカットしたりサーブしたりする、カッティングボードにもよく使われていますね。
そのカエデですが、あまりに繊細な木目のせいか、写真ではなかなかその風合いや魅力が伝わりにくい!
時々見られる、きらきらとした波目模様の輝きなど、なかなか言葉ではお伝えできないものです。個人的にも大好きな木なんですよ〜。
そんなカエデのキッチン、実は現在ママルのショールームには実物がありません。(2014年3月現在)
そんな中、ショールームにある小さなサンプル材と、いくつかの施工例写真、そしてσ(^^)の口八丁、じゃない、情熱トークに魅せられて?カエデをご自宅のキッチンに選んで下さるお客さまが、これまでにも何人もいらっしゃいます。
諏訪市のAさまもそんなお客さまのひとり。本当に嬉しいです。
キッチンのレイアウトはシンプルなII型の対面キッチンです。
調理側はステンレスのワークトップ、そして背面側の収納キャビネットはカエデの天板です。清楚な感じで、とっても美しいんです♪
家電類を置いて調理のサブスペースとして役立つだけでなく、すぐ上が食器棚ですから、出来上がったお料理の盛りつけなどにも便利。
さっと食器を選んで取り出して、その場で盛りつけ。
最近よく見かけるキッチンは、メインキッチンの背面側は上から下まで全て収納になっているものが多いように思うんですが、こんな風に収納を上部と下部に分割して、ちょっと奥行きを変えてやるだけで、そこに作業スペースが生まれます。これはとっても重要!だと思うんです。
限られたレイアウトの中、調理スペース、盛りつけスペースはいくらあっても助かりますからね〜。
そしてその吊り戸棚。
これもママルではなるべく天井いっぱいにつけることは避け、できるだけ低い位置に設けることをお勧めしています。
皆さんも経験があると思いますが、天井いっぱいまでの高さの吊り戸棚って、踏み台やイスに乗らないと手が届かないことがほとんどなため、結局普段使いのものを納めることはなく、いつしか使わないものの「つっこみどころ」になりがち。(まぁそれはそれで、役に立つ場合もありますが)
でも本当に必要なのは、普通の姿勢のまま、どれだけ納めた道具や食器たちにラクに手が届くか、だと思うんです。
ですから、吊り戸棚はできるだけ低い方がよいと思っています。実際にはもっと低くても、奥行きに配慮があるので、手元の作業スペースのジャマには全くならないんですよ。
ガラスは人気のチェッカーガラス。ちょっとレトロで優しい感じがいいですね。
メトロスタイルの白いタイルが、甘くなりがちな木の空間をモダンに引き締めてくれています。やっぱり木のキッチンには硬質なタイルが合いますね!
これからこのキッチンで3世帯の家族が暮らしていかれます。
親子はもちろん、おばあちゃんとお孫さんが一緒にキッチンでお料理なんて、素敵ですよね♪
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