南信州の飯田市に新しいキッチンをお届けしてきました。
飯田市は、東西南北に広い長野県の南にある町。
松本からも結構なドライブになります。
梅雨明け直前ということで、強い日差しと蒸し暑さに迎えられながら、設置工事に行ってきました。
今回はシンク側とコンロ側が2つの島に分かれる、II型のキッチン。
最近よく見られるI型の対面キッチン+壁面収納にくらべて、作業スペースが広くとれるのが特徴的です。
おすすめのレイアウトなんですが、既製のキッチンではなかなか見ることが少ないようです。
今回はそのうち、シンク側のキッチンのみを作らせていただきました。
ママルのキッチンは、無垢の木の家具づくりに情熱を燃やす!家具工房の職人さんたちの力で生み出されています。
この日も、気鋭の若手家具職人の3名によるスペシャル・チームでキッチンづくりに取り組んでいただきました。
普段それぞれ別の工房を営んでいるにもかかわらず、絶妙なチームワーク。
多くは語らなくとも、木への愛情や、家具づくりに対する情熱という根っこで、皆どこか一つにつながっているようでした。
大きなパーツが運び込まれると組み立て開始。
素晴らしい手際で、細部の調整をしていきます。
全てが整ってワークトップを載せると…
こんな堂々たるキッチンになりました。
こちらリビングに面した側には大きな収納を作りましたので、かなりの収納量。
奥側の壁面に大工さんが製作中のコンロキャビネットが見えますね。
作業スペースがとっても広いんです♪ (ワークトップの大きさは2400 x 900 です)
ところで、対面キッチンと言っても、キッチン側とリビング側のワークトップに段差を設ける場合と、今回のようにフラットにする場合とがあります。
ワークトップがフラットになると、スペースが広々とするだけでなく、リビング側からもキッチン作業に参加することができるので、家族やお友達などと一緒に、わいわいキッチンを囲むことができます。
また、キッチンとリビングが一つの空間につながりますから、キッチンに立つお母さんだけが家族から離れている、といったさみしい気持ちにならずに済みますね。
その逆に、段差を作るのは主に、キッチン側の手元を隠したい場合。
調理中のキッチンをリビング側から見せたくないのであれば、高さ10センチから20センチ程度のちょっとした壁を設けるだけでも、十分手元は隠れてしまいます。
これより高いと、せっかくの対面キッチンなのに、キッチン側とリビング側が別の部屋みたいに仕切られていく感じがして、σ(^^)としてはなんだかもったいない感じがしてしまいます。
キッチンの中の様子をリビングから見えないようにして作業に集中するか、思いっきりオープンにしてみんなで共働することを楽しむか。
ちょっとしたキッチンのかたちの違いですけれども、キッチンで誰とどんな風に過ごしたいかによって、理想のかたちは変わって来るんですね。
ママルでは一番人気のヤマザクラ材。あたたかい紅色が美しいですね。
シンクの下には、ママルで人気の「引出しダストボックス」が納められています。
ママルオリジナルのシンクには、水栓はシンプルで立ち姿の美しいグローエのMinta、そして浄水栓です。
フトコロが広いので、水回りの作業も気持ちよくはかどりそうですね。
以上、工事中の様子ですので、お部屋の雰囲気がわかりにくかったかも知れません。
またあらためて施工例としてご紹介していきたいと思いますので、お楽しみに♪